レゲエはもう、たいていのことは驚かないのだが、ひさびさに、聴くやいなやのけぞり、そのまま後ろ向きにひっくりかえりそうになって、思わず爆転して事なき終えたが(陳腐な表現)、Brenda Rayというイギリスの白人おばさん(実年齢不詳写真で判断)のWalattaちゅうアルバム。
Hi Fashion Records
変態音楽ファンにはたまらない、当店(おそらく当店だけです)で驚異的なセールスを記録しているBrenda RayのCdアルバムが入荷!独特のちょっとエッチなあやしいウイスパーボイススタイル、ピアニカ、マリンバなどヘンテコなアレンジ、そしてあくまでベースはルーツレゲエという、異次元感覚満載のサウンドにびっくりすること間違いなし!?こっそり、ささやくようにお勧めしたいタイトル、「このタイトルは内緒です」
ちゅうので、買ってみたのだが、・・・正解・・・いや・・わけわかりまへん。
中ジャケには、リー・ペリー御大とのスナップ写真みたいなのがある。が、このアルバムに参加したかというわけではない。
ただ、音的に具体的などうのこうの共通点はないが、最近の一連の御大リー・ペリーの曲(例えば、Burn Funkyとかでの、御大の音程を無視し、全くのフリースタイルで、ひたすらリズムにからみついていくヴォーカル)を聴いて得られる快感と似ているかもしれん。
基本はジャマイカのリズムトラックの上に適当にささやきヴォーカルやメロディカやいろんな音を乗せていっている感じだ。一曲目は懐かし哉ヘプトーンズのファッティ・ファッティのリズムトラック(カラオケ)を使っているんで、まあ、「ツカミはオーケー」という感じで聴くことがでける。
12曲目なんか、「Everybody's Talking」、ニルソンの「真夜中のカーボーイ」のカヴァーなのだが、それに気がつくのに、曲の半分ほど聴いたところでようやっとというありさまだ。ささやきながら唄ってるんで、わからんのだ。
ブレンダおばさん(ねえちゃん、かもしれんが)はメロディカ、クラリネットから、トライアングル、とか、・・・琴まで使っている。
ひょっとしたら、Walatta=笑った、だったりして。
まだまだ、ようわからん。ただ、変に気持ちええ。
一応視聴できるサイト http://www.juno.co.uk/artists/Brenda+Ray/