ウッズの阿呆。国帰れ。中日は今後のスワローズ戦の全主宰ゲーム、中日ドーム以外の第三球場で観客無しでやってもらいたい。
午前中、かなりの雨。
連休疲れのせいか、調子がでん、つうので、昨日に引き続き、手持ちのレゲエばっか、聴いている。レゲエは休むための音楽ではなく、たらーっとした状態をしゃきっとさせる音楽なのであーる。
この前、散歩で、iPod
ShuffleにNew Age Steppersの「Fade
Away」入れていたため、はまってもて、えらいことになってもたんや。
だいたい、ワシらは、ボブ・マーレイからレゲエ聴き始めたんと違うねん。クラッシュの「ポリスとこそ泥」であり、まだ、ピストルズが解散していない頃、ジョニー・ロットンがジャマイカのブラック・アークスタジオ、遊びに行って、リー・ペリー御大自らがポラドイド撮った、とかいう「逸話」からだ。
New
Age
Steppersというと、アリ、ちゅう女や。ポイントは。
エイドリアーン・シャーウッドとかは後。どーだってええねん。
アリ、この女、スリッツつうパンクバンドというのか、ニューウェーヴか、どっちでもええけど、こういうジャケットのありがたいありがたいアルバム出してくれたんや。
Cut
な、こういうジャケット出すだけでも、「良心」はあるわなあ。侠気(おとこぎ)に惚れるはあるが、1979年の時点で、このジャケット、「女気」溢れとるやんけ。
そやから、音や音楽性やらはどーっだってええねん。わからん。そやけど、ジャケットはわかりすぎるほどわかる。せやろ?
エラい!
そや、パンクやニューウェーヴはエラいねん。
ありがたいありがたいスリッツのメンバーのアリちゃんが、まあ、New
Age
Steppersつうとこで、和訳したら「新しい時代に踏み出す者たち」とクサ過ぎるバンド名とは云え、やる、ちゅうのよ。
そりゃ、ついていきまっせ。指名も同伴もしたる・・・
New Age Steppers
ジャケット、こんなんやけど、まあ、しゃあないわなあ。
このアルバム、のっけから、アリがヴォーカルとったんが、「Fade
Away」つう曲や。最初、聴いただけで、気に入ってもた。めちゃくちゃ、気に入った。どうせ、悪い男に酷いことされて、の歌と思いきや、訳詞みてみたら、
AkiraKoyamaSeminar
虚栄にあぐらをかき蜜と富だけを求める者は
消え失せろ
ダイヤや真珠を手に入れれば幸せになれると信じている者は
消え失せろ
金持ちはますます金持ちになる
つう、なんかスゴい歌詞や。オレはこれからの人生、「虚栄にあぐらをかき蜜と富だけを求め」ようとしてたもんで、焦ったね。
fade
away=消え失せろ、と上のサイトは訳しているけど、もっとキツい意味のFade
Awayやね。そやけど、アリが歌の端々に「Hear
I
Say」入れるわけや。おっしゃ、聴いたるでぇ、ちゅうもんよ。
それに曲自体、パンクの機関銃無差別相手にぶっ放し続け、というノリではなく、どっちかというと、のんびり、しかも、たるい。そいで、妙に過激な歌詞にひきかえ、まったりして、穏やかな気持ちになってくる・・・
こんときの不思議な感覚といったら・・・
しかも、曲の後ろの方では、あきらかに、アリはブリブリ・ブリっ子、かわゆらしく、下手すれば、楽しげに、「fade
away」とか歌ってたりするわけだ。曲の最初では、明かに、不機嫌そうだったのに、なんで?
納豆に苺ジャム入れて喰うヤツの気持ちだろうか?
ちょうどその頃、英国のど浪花商売人リチャード・ブランソン率いるヴァージン・レコードが「Well
Charge」というジャマイカの音楽ばっか集めたカセット・テープ出しよった。そこに入っていたジュニア・バイルズという人の「Fade
Away」がオリジナルだった。これがまた、良くて良くて気持ちよくて心地よくて、どっぷり、レゲエにはまった。下のCDはそのカセットとかなり重複があるヤツ。「Fade
Away」も入ってます。
New Age Steppers
しかも、クラッシュ路線でリー・ペリー御大追っていたオレは、リー・ペリーのプロデュースしたヤツのベストを聴いたら、そこに、またもや、ジュニア・バイルズのヴォーカルで、リー・ペリー御大の優しさが滲み出た佳曲「Curly
Locks」に出会い、またはまりまくり、今に至る。