年末お買い物ガイド・・・でも買えない・・


ミクシーはちょっとありのままのオレを出そうと、つい、出身地、正直ありのままを書いたら、神戸の方より、クレームのメールが来た。ま、正直、見栄を張った。オレは実は中区の生まれやない、東横線妙蓮寺つまり港北区の生まれで、港北区はヨコハマやないと、云われたらそれまで。出身地横浜とは、出過ぎてました。でも、まさに親の因果が子に報いの最たるもんで、たかだが横浜大空襲 で港北区に行ってそのまま、居着いてしもた母親の親一家が根性無しやった。オレかて、神戸の人間になりたいんや。そやけどなあ。なんぼ努力してヨコハマ弁訛り直そうとしても、またここで、美しい神戸弁で書こうと思てもやなあ、どうないしても、ヨコハマ弁訛りになってしまうじゃん。業、ちゅうやつじゃん。
 震災前の神戸は良かったなあ。人間がもっともっと、おおらかやったじゃん。

 昨日、クルマで聴いた「あまい囁き」をここで更新するために、聴き直したが、きつかった・・・。ま、人生パローレパローレちゅうもんですな(パローレ、意味調べたらわかるだろうが調べる気になれん、さすがに)。
 そうや、書き忘れていたが、昨日、虹を見たんで、よっしゃ中村晃子「虹色の湖」を聴いたれ、と思って、聴いてたら、いつのまにか、曲が替わって「あまい囁き」になってもてん。下のアルバム。虹を見て、ジュディ・ガーランドでも天地真理でも地底怪獣パゴス でなく、中村晃子をまっさきに思いつくところ、我ながら、褒めてやりたい。




虹色の湖


 最近はあんましCDを買っていないが、実はラッシュと云って良いほどの様相を呈しとる。
 なんか、ソフトロック・ドライヴィン・シリーズの新しいヤツ(内容未確認、噂では一枚は再発、一枚は新規)が出るらしい。Yahoo!オークションで大枚払ったのは、今は昔、今回は定価でも手が届かない。



 ナベプロボックスシリーズが25%引きやっているみたいで、前々から狙っていたナベプロのミュージッシャンのカヴァーソングばっか集めたボックスや、伊東ゆかりボックス、とかも25%オフ。伊東ゆかりのボックスだけは、なんとか、したいが・・・

 東芝は太っ腹にも小川知子やら黛ジュン、奥村チヨのオリジナルアルバムを2in 1(2枚のアルバムを1つのCDにしたお得なやつ)が1500円(二枚組は2500円)。
 奥村チヨはあまり好きじゃないが、小川知子と黛ジュンは欲しいところだ。


 同じく東芝より2in 1で、これはロカビリー時代の尾藤イサオ、内田裕也、山下敬二郎、ジェリー藤尾。これも聴きたい。



 と、またも、貧乏自慢になったが、まあ、11月末に税金がっぽり(普通の人には何ともない金額ですがオレにはメチャクチャ痛い)取られるが故。上記全部買っても、県税に届かないのである。
 税金、無駄遣いしたら、兵庫県庁神戸市役所いつでも乗り込む覚悟だから、くれぐれも、奈良市や和歌山県みたいなこと、せんといてね。してたら、税金免除してね。
 
 ただ、よい時代になったことは確かで、ちょっと前まで、買いたくても、全部廃盤だったのだ。
 来年の夏あたりまで、上記のヤツ、廃盤にせんといてや。ヤクルトスワローズ、岩村の出稼ぎで儲けた金、ちょいと回してくんねぇかなぁ。タウンミーティングのさくら、まだ募集してへんのかなあ。和歌山県知事んとこ行ったら、href="http://www.sankei.co.jp/news/061116/sha030.htm"
target="NewWindow">15万円

くれへんかなあ。

クラッシュの「IF MUSIC COULD TALK」とマイキー・ドレッド


古い音楽を聴く場合、やっぱ、一番の落とし穴は「懐かしい音楽」であろう。あたりまえである。無限大にある未知の音楽に、やなあ、時系列無視して、ずっぽり深くまで垂直にダイブしたろかいな、と思てるのに、水面あたりに漂っている「懐かしい音楽」程度にちゃぷちゃぷ浸って、懐かしさついでに、てめえの過去まで美化しまくるという快楽は捨てなアカンのや。

 まあ、あからさまに落とし穴落とし穴しておる場合は、午前0時以降、阪急三宮駅の北側やら十三やら阪急南通商店街、或いは15年前の恵比寿駅周辺、道玄坂上り、歩いてさんざん学んだもんで、なんぼ魅惑的な落とし穴であってもなんぼ安く思えても或いは呼び込みがしつこくても(話が逸れてます)、「行ったらアカン行ったらアカン」と言い聞かすことになんとかなる。ストイックにいかなあかんのよ。
 
 今、クラッシュ、聴いとる。サンディニスタの「If Music Could Talk」ちゅう曲と、「Living In Fame」ちゅう曲をかわりばんこに。
 そう、オレをジャマイカの音楽に引きずり込んだのは、ボブ・マーレイでもなければ、エリック・クラプトンでも、ストーン・ラブでも、ない。この2曲なんである。
 

サンディニスタ!
 さっぱりしようと飛び込んだ一番風呂が、蜂蜜風呂だった、ちゅう感じであったろうか。さっぱりするどころか、にゅたにゅたでどろどろ。 
 クラッシュといえば、それまでも、ジャマイカの音楽にかなりの色目を使っていたもの、そいでも、やっぱ、パンク、熱めのバスクリンなど入っていない新湯(さらゆ)の一番風呂みたいな曲が一番、気持ちよく、いつものように、我慢できるギリギリの熱いのを、10数えるだけガマンして、さーっと上がって、さっぱりしようとしたら、ぬるめの蜂蜜みたいに粘度の高いサウンド、まとまわりついて、べとべとしまくり、慌てて出ても、べとべとはなかなか、取れん。例によって喩えれば喩えるほどワケがわからなくなっているが、まあ、そういう感じ。
 
 べとべと感が不快でたまらなかったが、そのうち、何の拍子か、快感に変わり、今日に至っているわけである。

 「If Music Could Talk」と「Living In Fame」は同じ曲なのである。前者はクラッシュがヴォーカルを取っているが、左チャンネルと右チャンネルと別々の歌詞を歌い、ある時は交錯しある時はバラバラにある時は片チャンネルだけ、という不思議な音であった。レゲエレゲエしたレゲエではないんである。メローでちょっと泣きが入っているように聞こえたから、蜂蜜風呂でも我慢しようとしたのかもしれん。

 「Living In Fame」は、「If Music Could Talk」と殆ど同じカラオケに、マイキー・ドレッドという人が、だみ声のネズミみたいな声で殆どワケのわからん言葉でどんどんつなげていき、ごにょごにょが続いたら、時折、えぇい!わぁお!とか掛け声まで入れながら、或いは「If Music Could Talk」からの「I feel kinda lonely」がここぞというところで入り、あっというまにエコーで消えて行き、また、ごにょごにょ。ところどころ、セックスピストルズやらX−ジェレーションやらの名前がどうにかこうにか聞き取れるといった案配だ。

 まったく同じカラオケなのに、この変さ具合の違いは、なんじゃ、これ?、ちゅうもんで、そうやって、交互に聴いとったら、いつのまにか、「蜂蜜風呂」にどっぷりはまってもたんや。

 まあ、それまでも、クラッシュは、レゲエのカヴァーは最初のアルバムの「Police & Thieves」から始まって、「Armagedon Time」やらなんぼでもあるが、どっちかというと、そういうのは、どこまで行ってもやっぱりクラッシュの音で、さしずめ、「熱い新湯の風呂」、当時から今に至る「蜂蜜風呂」の「はまり方」は私はこの二曲で覚えましてん。
 
 ちゅうことで、久々に何度も聴いてみたが、やっぱ、懐かしくて、エエ。あの頃のオレは光っていたもんなあ。さしずめ、あの時きみは若かった、ごめんね君を困らしちゃって、ちゅうもんよ。人生。

 
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